金床の合成コストの仕組み — 「Too Expensive!」の正体
金床でエンチャント本を合成していたら、突然「Too Expensive!」と表示されて合成できなくなった——マイクラで誰もが一度は経験するトラブルです。この記事では金床のコスト計算の仕組みと、上限に達しないための考え方を実例つきで解説します。内容はJava版・統合版共通です(エンチャントコストの計算式だけ両版で異なります)。
合成コストの内訳
金床の合成1回に必要な経験値レベルは、次の合計で決まります。
- エンチャントコスト: 移したエンチャントのレベル×乗数(計算式はJava版と統合版で異なる)
- 事前作業ペナルティ: 左右両方のアイテムの「金床を使った回数」に応じた加算
- 改名した場合は+1レベル
乗数はエンチャントごとに違い、同じエンチャントでも「本から移す」ほうが「アイテムから移す」より半分程度に安くなるのが基本です。各エンチャントの乗数は当サイトのエンチャント個別ページにまとめています。
事前作業ペナルティは倍々で増える
金床を1回使うたびに、そのアイテムの「使用回数」が1増えます。ペナルティは使用回数nに対して2ⁿ−1レベルで、倍々に増えていきます。
| 金床の使用回数 | ペナルティ |
|---|---|
| 0回 | 0Lv |
| 1回 | 1Lv |
| 2回 | 3Lv |
| 3回 | 7Lv |
| 4回 | 15Lv |
| 5回 | 31Lv |
| 6回 | 63Lv(ほぼ合成不能) |
合成後のアイテムの使用回数は「左右のうち大きい方+1」になります。つまり同じアイテムに1冊ずつ順番に合成すると使用回数が一直線に増え、ペナルティが急速に膨らみます。一度増えた使用回数を正規の手段で減らすことはできないため、合成は最初の計画がすべてです。
39レベルを超えると「Too Expensive!」
サバイバルモードの金床は、1回の合成コストが39レベル以下でないと実行できません。39を超えると「Too Expensive!」と表示され、経験値がいくらあっても合成できなくなります(クリエイティブでは可能)。
使用回数5回のアイテム同士を合成するとペナルティだけで31+31=62レベルになるように、後半の合成ほど上限に近づきます。だからこそ「どの順番で合成するか」が重要になります。
実例: 本4冊の合成順でペナルティはこう変わる
エンチャントコストを除いた「ペナルティ分だけ」を比べても、順序の影響は歴然です。剣に本を4冊付けるケースで見てみましょう。
| 手順 | 各合成のペナルティ | ペナルティ合計 |
|---|---|---|
| 剣に1冊ずつ順番に合成 | 0 → 1 → 3 → 7 | 11Lv |
| 本同士を2冊ずつ合成してから剣へ(本A+B、本C+D、AB+CD、剣+ABCD) | 0 → 0 → 2 → 3 | 5Lv |
「使用回数の少ないもの同士を組み合わせる」だけでペナルティは半分以下になりました。ただしJava版では本同士を先に合成すると、合成済みエンチャントに再課金が発生するため、まとめすぎが逆に損になる組み合わせもあります(統合版では再課金がないため本の事前合成が有利になりやすい)。この損得は組み合わせ次第で変わるため、手計算での最適化は現実的ではありません。
コストを抑える実践のコツ
- 高レベルの本を直接手に入れる: 司書との取引で最大レベルの本を買えば、低レベル本を合成して使用回数を増やす必要がなくなります
- 同じくらいの使用回数同士を合成する: ペナルティは「大きい方+1」で引き継がれるため、偏った合成は損をします
- 付けるエンチャントを最初に決める: 後から1冊足すだけでも、使用回数の進んだ装備ではペナルティが重くのしかかります
なお「Too Expensive!」になってしまった装備も、修繕が付いていれば経験値による耐久回復はそのまま機能します。金床で新しくエンチャントを足せないだけで、装備自体が使えなくなるわけではありません。
ツールで計算する
エンチャント順序計算機は、この記事の仕組みをすべて織り込んで、すべての合成順序から最小コストの手順を自動計算します(Java版・統合版対応)。